pipsとは?意味と計算方法を、いちばんやさしく解説
最終更新:2026年10月10日
FXを始めると、最初にぶつかる言葉が「pips(ピップス)」です。ニュースやSNSで「今日は50pips取れた」と言われても、それがいくらなのかピンとこない人は多いはずです。この記事では、pipsの意味と、円に直す計算方法を順番に説明します。
pipsは「値動きを数えるための共通の単位」
pipsは、為替レートがどれだけ動いたかを表す単位です。円で表すと通貨ペアごとに桁がばらばらになってしまうので、トレーダー同士が同じ物差しで話せるように決められています。
| 通貨ペアの種類 | 1pipsの大きさ | 例 |
|---|---|---|
| 円が絡むペア(USD/JPY、EUR/JPYなど) | 0.01円(1銭) | 148.50 → 148.51 |
| 円が絡まないペア(EUR/USD、GBP/USDなど) | 0.0001(ドルなど) | 1.0930 → 1.0931 |
ドル円が 148.50円 から 148.80円 に上がったら、0.30円の値上がりなので 30pips の上昇です。
pipsを円に直す方法(円が絡むペア)
損益は「動いたpips × 1pipsの価値 × 取引量」で計算できます。円が絡むペアなら、1通貨あたり1pipsは0.01円なので、計算はとても簡単です。
ドル円を 1万通貨 買って 30pips 上がった場合
30pips × 0.01円 × 10,000通貨 = 3,000円 の利益
よく使う取引量で、1pipsがいくらになるかを覚えておくと便利です。
| 取引量 | 1pipsの価値 | 10pips動くと |
|---|---|---|
| 1,000通貨 | 10円 | 100円 |
| 1万通貨 | 100円 | 1,000円 |
| 10万通貨 | 1,000円 | 10,000円 |
円が絡まないペアは、最後に円に直す
ユーロドル(EUR/USD)のように円が入っていないペアでは、損益はまずドルで出ます。それを今のドル円レートで円に換算します。
ユーロドルを 1万通貨 買って、1.0930 から 1.0960 へ 30pips 上がった場合
30pips × 0.0001ドル × 10,000通貨 = 30ドル
ドル円が148.50円なら、30ドル × 148.50円 = 約4,455円 の利益
同じ30pipsでも、ドル円とユーロドルで円に直した金額が違う点に注意してください。pipsは「動いた幅」の単位であって、金額そのものではありません。
覚えておきたい注意点
実際の取引では、買値と売値の差であるスプレッドの分だけ、損益が少し小さくなります。また、ゴールド(XAU/USD)のように、業者によって1pipsの大きさが違う銘柄もあります。ゴールドについてはゴールドの計算方法の記事で詳しく説明しています。
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